03. 墓地 ~ 拈華微笑(ねんげみしょう) ~

~ 拈華微笑 ~ 言わずとも真意を悟るようす

『拈華微笑』とは、お釈迦様が説法の際に花をひねって衆目に示したところ、弟子の迦葉 (かしょう)だけがその意を悟って微笑で応えたという故事に由来します。言わずとも真意を悟るさまをいい、以心伝心という言葉と同じ意味で使われます。

お墓はご先祖様にとって『終の棲家』、供養の場であるとともに、現世に残されたご遺族にとっては思い出を手繰る心の拠り所です。そうしたお墓への思いは『拈華微笑』の言葉のように、決して言葉ではなく、親から子、子から孫へと、代々繋げられてきたのだと思います。そしてこれからもきっとその思いは永遠に続いてゆくと信じています。

お墓は現世に残された人と亡くなられた方とをつなぐ大切な場所。年を経てご遺族が高齢に達しても尚ご供養を続けられる事を大切に考えています。光明寺の墓地は平地にあり、段差などの障害物を取り除いたバリアフリー設計です。高齢者やハンディの有る方でも安心してお墓参りできます。

墓地の区画は大小さまざま用意されています。ご家族の事情に合わせてお選びいただけます。分譲をご希望の方は一度ご相談下さい。

遺族の方々はご先祖様の供養を絶やさぬよう続ける事を大切に考えておられると思います。しかし様々な事情によりはからずもご供養を続けてゆく事が出来なくなることもあります。光明寺ではそうしたご遺族に代わり永代でのご供養をさせていただいております。
光明寺には2種類の永代供養墓地の納骨施設があります。いずれも以前の宗派を問わず亡くなられた方の安住の地となるよう、無縁仏とならなぬよう光明寺住職が責任を持って遺骨の管理を行い、臨済宗の儀式に則り供養を執り行ってまいります。またご要望により位牌堂においてご位牌をお預かりする事もいたしております。

個別型の納骨施設

個別型の永代供養墓は永代での供養を希望されれる家族・親族、縁者などでの利用を前提とする納骨施設です。施設にはそれぞれ十三仏の仏様の像が刻まれ、故人のご冥福と共にご遺族が守護される事を願っております。施設底面は故人を自然に帰すことを希望するご遺族の為に地面となっております。複数の遺骨を散骨して埋葬することが可能です。また骨壺のまま安置される場合でも2柱(はしら)まで収容可能な空間があります。なお骨壺の収納空間の前扉は墓誌として埋葬者の戒名、俗名など遺族の自由に文字を刻んでいただけます。個別型の納骨施設はあたかも小さなお墓で有るためご遺族はもとより、ご縁のある方が故人の思い出と向き合いご供養されるのに適しています。なお永代供養墓に納められた仏様の両彼岸とお盆のご供養は毎年光明寺が行い、年忌供養についても一般に弔い明けとされる三十三回忌まで行わせていただき故人のご冥福を祈り続けて参ります。

十三仏とは

亡くなった方の中陰(初七日から四十九日まで)、及び年忌法要に本尊として迎える諸仏・諸菩薩です。またこの中の八仏は十二支の守護仏にもなっています。

不動明王 忿怒身に姿を変えた大日如来の化身(初七日忌、酉)
釈迦如来 真理を教え広めた仏教の始祖(二七日忌)
文殊菩薩 諸仏の知恵を象徴する菩薩(三七日忌、卯)
普賢菩薩 諸菩薩中の上位で仏の理性を示す(四七日忌、辰・巳)
地蔵菩薩 地獄の責め苦を救い延命をもたらす(五七日忌)
弥勒菩薩 釈迦が未来仏として予言した菩薩(六七日忌)
薬師如来 人々の病を癒し苦悩から救う仏尊(七七日忌)
観音菩薩 人々を一切の苦しみから慈悲をもって救う仏尊(百ヶ日忌、子)
勢至菩薩 知恵の偉大な力で人々の迷いを除く(一周忌、午)
阿弥陀如来 極楽往生をかなえる西方極楽浄土の教主(三回忌、戌・亥)
阿閦如来 無病息災を授ける東方仏国土の仏尊(七回忌)
大日如来 知恵の光で宇宙をあまねく照らす密教の中心尊(十三回忌、未・申)
虚空蔵菩薩 広大無辺の知恵を持ち記憶力を増大させる(三十三回忌、丑・寅)

集合型の納骨施設

集合型の永代供養墓の御遺骨は観世音菩薩が守護するこちらの施設に納められ、光明寺が存続する限り永代に渡って供養を続けて参ります。此方の施設でも年ごとの両彼岸とお盆の供養を合同供養として営ませていただきます。なお集合型の施設ではご要望により観世音菩薩横にある墓誌に戒名、俗名などを刻む事ができます。

聖観世音菩薩とは

観世音とは、世の中の人々の救いを求める声(音)を観じると、ただちに救済の手を差し伸べるという意味です。つまり、救いの要請があれば、さまざまに変化して人々を導き、大きな慈悲を行うのが観音菩薩です。その中で正しい姿で表された、もっとも基本的な観音菩薩を聖観世音菩薩と言います。

牡丹樹木葬

光明寺の樹木葬は日本初の牡丹樹木葬です。御遺骨は牡丹の樹に囲まれた永代供養施設に納められ、春には牡丹の艶やかな花に囲まれ、夏には緑陰の涼やかな陽射しで御霊を慰めています。
樹木葬もまた光明寺が存続する限り永代に渡って供養を続け、年ごとの両彼岸とお盆の供養を合同供養として営ませていただきます。
なお樹木葬の納骨施設には、納骨位置に石板が用意されておりご要望により俗名を刻む事ができます。

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